そのリスクを考えたなら、国債投資は控えめにしておくことが賢明だと考えられます。
さて、「5分割ポートフォリオ」の基本設計にっいては、ご理解いただけたでしょうか。
あなたのポートフォリオは、次のようなイメージになります。
銀行預金-生活防衛資金として、年間支出の2年分を持つ(それが難しい場合でも1年分は確保する)外貨MMF(もしくは外国為替証拠金取引)、保険としての性格を重視しながら、リスク許容度の範囲内で多めに持っておく(外国ETFを含めて、銀行預金を除いたポートフォリオの4~5割を最大限の目安とする。
ただし、外貨リスクに慣れるまでは1~2割にとどめる)。
銀行預金、外貨MMFを差し引いた残りの余裕資金を元手に、本来の投資の主力としてできる限り購入する。
国際分散投資を意識し、リスク許容度の範囲内で、外貨MMFの資金の一部を振り替えて、勉強のつもりで少額を購入してみる。
銀行預金、外貨MMF、日本株式、外国ETFを差し引いた残りの資金で、個人向け国債を中心に投資する。
ちなみに、マネックス・ユニバーシティのN氏は、日本株式30%、日本債券10%、外国株式20%、外国債券20%、その他20%というポートフォリオを提案しています。
その場合は、運用資産全体のリスクが年間20%以内になると解説されており、過去のデータによれば、1年間の平均リターンが17.2%で、1年間の最大リスクは▲17.0%だと計算しています。
これは、参考にすべき意見だと思います。
わたしが唱える「5分割ポートフォリオ」をN方式のポートフォリオに強引にあてはめるならば、日本株式30%、日本国債10%、外国ETF20%、外貨MMF20%、銀行預金20%となるのかもしれません。
ただし、生活防衛資金やポートフォリオ全体の金額によって、比率は大きく変わることになります。
たとえば、800万円の生活防衛資金を必要としている方が、1500万円のポートフォリオを組んだ場合は、日本株式300万円、日本国債100万円、外国ETF200万円、外貨MMF200万円、銀行預金700万円(生活防衛資金のうち100万円は日本国債を充当)という感じでしょうか。
その場合の構成比は、日本株式20%、日本国債7%、外国ETF13%、外貨MMF13%、銀行預金47%となります。
同じ方が、資金が増えて3000万円のポートフォリオを組めるようになると、日本株式863万円、日本国債287万円、外国ETF575万円、外貨MMF575万円、銀行預金700万円(生活防衛資金のうち100万円は日本国債を充当)という感じになるでしょう。
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